整形外科
整形外科の取り扱い症例について
整形外科では、骨・関節・筋腱・靭帯・脊椎・脊髄・末梢神経など主に運動器の疾患と、スポーツによる傷害を扱います。
一般によく言われる、肩こり、五十肩、腰痛、関節痛、神経痛、手足のシビレ、スポーツ外傷、捻挫、脱臼、骨折等 全てが治療の対象となっています。
我々整形外科医はレントゲン撮影や身体所見の診察を通じ、受診された患者さんの疾患の原因や程度を明らかにし、個人の日常生活の活動性にあった治療法を説明かつ実践していきます。
当診療科では次のような症状を扱っております
上肢、下肢、背骨が変形している。
関節がはずれている。
関節が腫れている。
関節がグラグラしている。
骨が折れている。
手・足が痛い、しびれる、麻痺している。
上肢、下肢の運動障害がある。
上肢・下肢に腫瘍がある。
肩がこる。首・腰が痛い。
当診療科の特徴
当院整形外科は、救急患者様が多いため、骨折、脱臼、靱帯損傷、捻挫、打撲などの急性外傷の症例数が非常に豊富です。
その中には手術を必要とする症例も多く、年間の手術件数は650例に及びます。もちろん変形性関節症、リウマチといった慢性疾患に対する人工関節置換術などの手術も多く行っています。
また、骨粗鬆症による圧迫骨折に対する手術療法の一つである椎体形成術を行ったり、内視鏡を用いての脊椎手術など新しい治療方法の導入も予定しております。
肩、膝、腰の痛み、手のしびれ、足のしびれなどに悩んでいらっしゃる患者様には診察だけでなく、理学療法:リハビリテーション(牽引、温熱、運動療法など)、を提供しております。
また、骨密度測定器により、骨粗鬆症が心配な患者様の骨密度の定期的な計測も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
循環器内科
心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをする臓器です。心臓の病気はすべて命にかかわる病気となります。循環器科はその心臓の病気と血液の通り道の血管を治療しています。
特に、心臓の筋肉に酸素や栄養を送る血管(冠血管といいます)の病気は飽食の時代を迎えて久しい現在、増加の一途をたどっています。冠血管が狭くなると心臓の筋肉が酸素欠乏をおこし狭心症という病気になります。さらに狭くなった血管に血液の塊が詰まると酸欠状態が続き心臓の筋肉は壊死を来たし心筋梗塞という状態になり、放置すれば死につながります。
当科では冠血管を中心に下肢の血管など特に病気になりやすい血管をレントゲン下で撮影し、どのような状態になっているのか確認する検査をしたり、必要あれば狭くなった血管を風船のついたカテーテルという細い管で広げたり、あるいは金属製の筒(ステント)を入れて広げる手術を行っております。
また、心臓が血液を送り出すリズムかくるってしまう病気(不整脈)もあります。この不整脈の中で脈拍が遅くなる徐脈に対してペースメーカーという機械を皮膚の下に埋め込む手術も行っております。
血管の健康は命の健康。皆さんの健康を循環器科はお支えします。